4月28日放送の朝の連続テレビ小説「あんぱん」第21話・第5週「人生は喜ばせごっこ」について、あらすじと感想を見てみましょう。
昭和11年、家族や嵩(北村匠海)に見送られ、のぶ(今田美桜)は女子師範学校の寮に入る。軍国主義の担任・黒井雪子(瀧内公美)や、先輩たちの厳しさにたじろぐのぶとうさ子(志田彩良)。こうして、のぶたちの生活は一変した。一方、浪人生の嵩は、千尋(中沢元紀)から将来についての熱い思いを聞く。すると突然、自分の心の内を叫ぶ嵩。千尋に触発されて、嵩はようやく自分がどうしたいのか、本当の思いを吐き出す。
引用:guideテレビ王国
あらすじ&予想
のぶ、女子師範学校へ!
昭和11年、春🌸
いよいよ、のぶ(今田美桜)は女子師範学校へ入学します。
家族や嵩(北村匠海)に見送られ、あたらしい生活――それは厳しい女子寮での共同生活の始まりでもありました。
担任の黒井雪子(瀧内公美)は、初日からビシッと厳しい一言を投げかけます。
「皆さんには日本婦人の鑑たるべき女性教師になっていただきます。覚悟はできていますか?」
これが軍国主義の時代。女性たちに求められる“理想像”のプレッシャーは、想像以上に重たいものでした😓
のぶは、小学校からの同級生の・小川うさ子(志田彩良)とともに寮の規律や先輩たちの威圧感にたじろぎながらも、懸命に日々を過ごしていきます。
のぶとうさ子の友情
寮生活に息が詰まりそうになる中、のぶの心の支えになっていたのは、うさ子との絆。
新しい生活がいくら厳しくても、「昔から知っている人がそばにいる」というだけで、心強さが全然違いますね✨
一方で、のぶはきっと思っているはずです。
「ここで学ぶことが、自分の“先生になる”という夢につながっている」
そんな意志の強さが、彼女を前に進ませているように感じます。
一方そのころ、高知では…
そのころ、嵩は浪人生として勉強中。
ですが、本当の意味で“目標”に向かっているのか――自分でもわからない、そんな状態でした。
そんな彼に対して、弟の千尋(中沢元紀)は真っ直ぐな眼差しで自分の夢を語ります。
「法律家になりたい。社会の弱い人たちを助けたい」
千尋のまっすぐさに触れた嵩の心に、何かがざわざわと湧き上がります。
そして、ついに――
「……本当は、絵を描きたいんだ……絵を描いて、生きていきたい!」
嵩が自分の内なる願いを、声に出して叫ぶ瞬間が訪れます😢
それは「夢」なのか、「覚悟」なのか
この嵩の叫びを、偶然廊下で聞いていたのが伯父・寛(竹野内豊)。
寛は、一言で応援するような人ではありません。
だからこそ、嵩に厳しく問いかけます。
「絵で生きるってのは、甘い道じゃないぞ」
でも嵩は、それでも答えるのです。
「何のために生まれて、何をして生きるのか分からないまま終わる……それだけは嫌なんです!」
先々週のテーマ「なんのために生まれて」。
先週のテーマ「なにをして生きるのか」。
そして今週ついに嵩がこの歌詞で締めます。
「分からないまま終わる、そんなのは嫌だ!」
まだこの朝ドラ5週目にして、タイトルから連想する国民的歌詞を見事に回収してくれました。
アンパンマンの歌は、東日本大震災直後も、人々に勇気を与えてくれるとして話題に。
そんな、やなせたかしさんを代表する歌の歌詞に込められた思いが見事に表現されました。
ドラマでも、この言葉には、嵩の今までの葛藤と、これからへの決意が詰まっています。
父・寛はそんな嵩を見て、ゆっくりとうなずきます。
「よし……嵩は、美術系の学校に進め」
本当の“進路”とは、自分で決めた道のことなんだ――。
登美子との愛の狭間で自分の進路を見失っていた嵩。
このやりとりは、嵩の物語がようやく動き出したことを告げる、大きな一歩ですね。
第21話は、のぶにとっても、嵩にとっても、まったく違う環境で“自分の信じる道”を歩み始めた、節目の回です🌱
のぶは教壇を目指して、厳しい寮で耐え抜く日々。
嵩は芸術の道へと、一歩踏み出そうとしています。
どちらも、決して楽な道ではありません。
でも、それが「自分の生き方を決める」ということなんですね。
このふたりの道が、またどこかで交わる日が来るのか。
次回も、楽しみに見守っていきましょう🎨📚
※この記事はあくまで予想なので、実際の放送内容と相違がある場合があることをご了承ください。
感想&考察
感想は、放送後(4/28)に記載します。
お楽しみに!
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