朝ドラ「あんぱん」第10週あらすじネタバレまとめ

NHK朝の連続テレビ小説「あんぱん」の第10週「生きろ」あらすじ

放送日と各回の詳細

第46話:6月2日(月)
第47話:6月3日(火)
第48話:6月4日(水)
第49話:6月5日(木)
第50話:6月6日(金)

≪第9週|第11週≫
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目次

第10週のあらすじ

ヤムおじさんの過去

ヤムおじさんは朝田家を去る前夜、釜次と静かな作業場で向き合って座り、これまでの過去を語りました。

若い頃、パン修業のためにカナダへ渡り、やがて義勇兵として欧州大戦に従軍した経験がありました。

戦場で弾丸が飛び交い、仲間の命が失われる中で食糧不足に苦しみ、自分の腹の音を聞きながら乾パンをかじる日々を過ごしてきたことを思い出します。

あの日の銃声、汗と泥、血と涙が胸を締めつけます。心に刻まれた地獄の日々を振り返るヤムおじさんの姿は、どこか寂しげです。

のぶ「この戦争が終わったら」

のぶは学校の教室で、パン屋が休業している理由を生徒たちに説明します。

生徒たちの目を見つめながら「戦争が終わったら、みんなであんぱんを食べよう」と語り、胸の奥で小さな決意を抱きます。

けれど、戦争の激化は留まらず、パン屋の看板は消え、配給を待つ人々の列が続いていました。

健太郎に赤紙が

一方、嵩と健太郎は新しい生活を始めていました。

嵩は製薬会社、健太郎は広告会社で働きながら、互いを支え合います。

しかし、突然健太郎に赤紙が届きます。

最後の夜、二人はカレーを食べながら語り合い、翌朝、健太郎は涙を堪えながら嵩に別れを告げます。

「また会えたらいいね」と言葉を残し、背中を向ける健太郎を、嵩は見送るしかありませんでした。

次郎の帰宅と次なる仕事

突然の次郎の帰宅は、朝田家に小さな安堵をもたらします。

しかし、次郎の航海は中止ではなく、船が軍用輸送船に改修されるためだったことを知ります。

戦争の影響は、家族の生活にも及んでいました。

次郎はのぶに「夢をかなえてほしい」とカメラを託し、のぶは次郎の無事を祈りながら見送りました。

のぶの迷い、生徒の兄が出兵

学校では、生徒の兄が兵隊に行くという知らせが届き、のぶは勇ましい言葉で生徒たちを励まします。

しかし、心の中では震える気持ちを隠し切れず、帰り道で蘭子に「本当は心の底から、次郎に生きて帰ってきてほしかった」と打ち明けます。

理想と現実の狭間で、のぶの心は揺れ動いていました。

嵩にも赤紙が

東京では嵩も赤紙を受け取り、母・登美子と再会します。

冷たく突き放すような登美子に心を閉ざしつつも、最後の会話に「生きろ」という母の本音が隠されていました。

御免与に戻った嵩は、寂れたパン屋の前で立ち尽くし、のぶと再会します。

「おめでとうございます」と形式的な言葉をかけるのぶに、嵩は複雑な思いを抱きます。

嵩、出征。登美子の愛。

嵩の出征の日、商店街に見送りの人々が集まる中、登美子は「何があっても生きて帰れ」と叫び、憲兵に拘束されそうになります。

のぶはその場に飛び出し、「母の願いは当然」と声を上げました。

緊張が高まる中、嵩は憲兵に敬礼し「立派に御奉公して参ります」と言い、ようやくのぶに微笑みを見せます。

嵩の心に、のぶの真っすぐな瞳が深く残り、やがて小倉連隊に向かいます。

厳しい訓練と再会する幼なじみ、過酷な現実が嵩を待ち受けていました。

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この記事を書いた人

関西在住の30代主婦。
朝ドラが好きで、予習や毎日の感想を記録しています。
趣味はテレビとダンス。

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