【ネタバレ】あんぱん第12週56話|紙芝居に挑戦 6/16(月)あらすじと感想

嵩(北村匠海)は、絵の才能を見込まれ宣撫班勤務を命じられる。宣撫班では紙芝居を見せていた市場でひと騒動があったといい、物々しい雰囲気が漂っていた。数日後、健太郎(高橋文哉)も宣撫班で働けることになり、2人は地元民から反感をかわない紙芝居を作ることに。

引用:guideテレビ王国

目次

あらすじ&予想

紙芝居で戦う!? 宣撫班という任務

嵩の部隊は、戦闘ではなく占領地の治安維持にあたることになり、兵たちはひとまず安堵します。

その中で嵩は、絵の才能を買われて宣撫班に配属されました。

任された任務は……なんと紙芝居制作。

「地元民から反感を買わず、老若男女が喜ぶ紙芝居を、お前が作るんだ!」

粕谷軍曹の指示に、さすがの嵩も戸惑い気味。

最初は冗談みたいに聞こえるけれど、これは「戦わない戦い」。

現地の怒りと、揺れる正義

市場の現場を訪れた嵩は、村人たちの怒号にさらされます。

「用ガスンダラ、トットト帰レ!」

これはもう完全に敵扱い…。

紙芝居どころか、言葉すら通じない。そんな中での「宣撫」という仕事の難しさが突きつけられます。

戻った嵩は、健太郎に心の内を打ち明けます。

「どこが正義の戦争なんだ……」

教え込まれた「東洋平和」や「正義」は、ここでは通じない。

このやるせなさ、ある意味、戦場よりも心が折れそうになるかもしれません…

軍の論理と友情の知恵

嵩のぼやきを察した健太郎は、週番士官に気づいてとっさに芝居を打ちます。

「柳井伍長殿! 宣撫班のお役目、ご苦労さまであります!」

突然の敬語と敬礼に嵩も乗っかり、二人はその場を乗り切ります😂

このあたり、健太郎の世渡りスキルが光ってますね〜。さすが!

そして、ちゃっかり健太郎も宣撫班入りが決定。

それでも、嵩の心の迷いは晴れません。

「それも全部、このくだらない戦争に勝つためだろ」

紙芝居を描くという行為もまた、戦争の一部。

「絵で何を伝えるか」を突き詰めようとするからこそ、葛藤が深まっていくんですね。

岩男の変化と“リン”の登場

そんなある日、市場で嵩の目の前に現れたのは、懐かしの岩男と康太。

そして、その横には中国人の少年リンがいました。

「こいつはリンであります。どういうわけか自分になついて始終ついてくるのであります」

いたずらっ子のような笑顔でじゃれつくリンと、父親のような目で見守る岩男。

「こいつといると、なんだかこのへんが、ふわーっとあったかくなるのであります」

相変わらず、岩男が嵩に敬語を使うことに違和感を感じてしまうも、昔と違う温かい岩男の台詞。

いつしか蘭子に一方的に求婚していたときとは、少し人が変わったように見えます。

戦地という過酷な場所の中でも、こんな小さなぬくもりがある。

出征前に結婚していた岩男。すっかり“父親の顔”となっているのですね。

描くべき“物語”のヒント

紙芝居作りに悩んでいた嵩は、岩男とリンのやりとりを見て、ひとつの考えが浮かびます。

言葉や軍事的な正しさでは届かないものを、どうやって描くか?

もしかすると“正義”よりも、“誰かを思う気持ち”の方が、人の心に届くのかもしれません。

嵩がどんな物語を描いていくのか──
この戦争の中で、それがどんな意味を持つのか──

同時に、放送では健ちゃんの立ち振る舞いや、岩男とリンとの微笑ましい姿が楽しみです🌿✨

※この記事はあくまで予想なので、実際の放送内容と相違がある場合があることをご了承ください。

《第55話第57話》
朝ドラ「あんぱん」あらすじ一覧はこちら

感想&考察

感想は、放送後(6/16)に記載します。

お楽しみに!

《第55話第57話》
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この記事を書いた人

関西在住の30代主婦。
朝ドラが好きで、予習や毎日の感想を記録しています。
趣味はテレビとダンス。

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