【ネタバレ】あんぱん第11週55話| 6/13(金)あらすじと感想

小倉連隊に動員が下令され、嵩(北村匠海)は中国に行くことに。出発前日、嵩はひとり星を眺める八木(妻夫木聡)にこれまでのお礼を伝え、八木の横顔が描かれたスケッチを渡す。

引用:guideテレビ王国

目次

あらすじ&予想

出陣前夜

千尋が旅立ってから一か月。嵩たち小倉連隊にもついに出動の命が下され、緊張感が走ります。

その前夜、兵たちは車座になって酒盛りをしていました。

「いよいよ明日は出陣だ!もっとたらふく飲め!」

浮かれる声のなか、八木はひとりふらりと姿を消します。

嵩はその背中を追い、兵舎裏で星を見上げる八木と並んで座ります。

「……兵隊って悲しいですね。自分たちがどこの戦地に行くのかも知らされないなんて」

淡々と「危ないな」と答える八木の言葉が、逆に現実の重さを際立たせます。

何も語らず空を見上げる二人の姿に、胸が締めつけられますね🌌

弱さと向き合うための教え

嵩は、八木の横顔をスケッチしながら自分の不安を吐露します。

すると八木は静かに、でも鋭く告げます。

「弱い者が戦場で生き残るには……卑怯者になることだ」

耳を疑うような言葉ですが、だからこそ真実味があります。

仲間を失っても復讐を考えるな、生き延びることだけを考えろ──その厳しすぎる教えの裏には、八木自身の経験がにじんでいるようにも思えました。

弱い者から死んでいく」──この言葉が、心に重く響きます。

戦地に向かう嵩に、今、八木が一番伝えたいことだったのでしょう。

星の下のスケッチ、そして決意

嵩は描き上げた絵を八木に渡します。

それは、黙って星を見上げる八木の横顔。

「戦友殿……色々ありがとうございます」

不器用な八木はそっと去っていきますが、絵だけは持ち去ってくれたようです。

新たな地での、思いがけない再会

出征した嵩たちがたどり着いたのは、中国福建省の奥地。

戦闘もなく、無事に駐屯地へ到着しました。

市場には中国人も多く働いており、異国の生活が始まります。

すると、どこからか土佐弁が!

「たまるか!! たっすいがの嵩やいか!」

駆け寄ってきたのは岩男。まさかの再会に、嵩も康太もびっくりです。

「岩男くん!!!」「おまんらに会えるらあて!」

敵地の真ん中で、こんな再会ある!?とツッコミたくなるほど奇跡的な瞬間🌍✨

こんなこと、実際には中々あり得ないかとは思いますが、ここはフィクションなので、物語をより楽しむための再登場はありがたく受け入れましょう!

子ども時代への一瞬の帰還

岩男は、昔の思い出を懐かしそうに語ります。

「嵩ドノから奪うて食べた弁当は、ほんまにうまかったねや」
「ハチキンおのぶに見つかって、下駄で殴られたのであります!」

のぶの“下駄アタック”がここで再登場😂
異国の地で命の保証もない状況の中、彼らの笑い声が本当に尊く感じられます。

岩男のところどころ交じる敬語。

これは、嵩が幹部候補生試験に合格し、伍長という階級であるためですね。

昔とは立場が逆転したかのような、岩男と嵩。

ですが、この瞬間だけは、まるで時間が止まっているよう。

ただの昔話なのに、戦地でその話ができることの喜びを強く感じます。

この第55話では、出征・別れ・不安の中にあっても、誰かとの「つながり」が希望になっていく様子が描かれていました。

戦争のリアルを描きつつ、決して絶望で終わらせないこの物語の温かさ。

次週は、いよいよ嵩たちが本格的に現地任務へと入っていくのでしょうか。

どうか、この笑顔がまた見られますように……🙏💫

※この記事はあくまで予想なので、実際の放送内容と相違がある場合があることをご了承ください。

《第54話|第56話》
朝ドラ「あんぱん」あらすじ一覧はこちら

感想&考察

感想は、放送後(6/13)に記載します。

お楽しみに!

《第54話|第56話》
朝ドラ「あんぱん」あらすじ一覧はこちら

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

関西在住の30代主婦。
朝ドラが好きで、予習や毎日の感想を記録しています。
趣味はテレビとダンス。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次