【ネタバレ】朝ドラ『あんぱん』第37話|あらすじと感想!5/20(火)第8週「めぐりあい わかれゆく」

朝田家に上品な婦人(神野三鈴)が訪ねてくる。その婦人は、夫が結太郎(加瀬亮)にあるお願いをしていたと話す。後日、のぶ(今田美桜)は結太郎と話したことがあるという息子の次郎(中島歩)に会いに行く。次郎の口から結太郎のソフト帽の話しが出て、のぶは顔をほころばせる。そのころ嵩(北村匠海)は、便せんを前にペンを握りしめるも、なかなか手紙を書くことができないでいた。そんなある日、朝田家にある報せが届き…。

引用:guideテレビ王国

目次

あらすじ&予想

📷のぶ、人生初のお見合いへ!でも…

学校から帰ったのぶに、釜次が差し出したのは――

「またお見合い? この間も言うたとおり、うちはまだ」

と返すのぶに、釜次はまさかの切り札を出します。

「えいき聞け。これは結太郎が引き合わせてくれた縁談じゃ」

えっ、それはちょっと無視できない…😳
しかも、写真には一等機関士の制服を着た若松次郎という男性。精悍で誠実そうな雰囲気。
のぶも、少しだけ気持ちが揺れます。

「…会うだけ会ってみよう」


🏮料亭での初対面。次郎の語る“結太郎の記憶”

そして数日後。
慣れない振袖に身を包み、料亭の一室でちょっと緊張気味な空気の中――

「次郎さんのお父様には、うちの主人が親しくさせていただいちょったそうですね」
「はい。僕も昔、船の上でお父上にお会いしたことがあります。商社の仕事で色々な国へいらした話をしてくださいました。僕はまだ船乗りの駆け出しでしたが、大変興味深かったです。お洒落な紳士で、ソフト帽がお似合いだったのをよく覚えています」

「父のその帽子、今もうちにあるがです。私と妹らあは父やと思うて、いっつも帽子に話しかけよります」

……のぶ、めっちゃ饒舌!😳
やっぱりお父ちゃんのことになると、気持ちが溢れて止まらないんですね。
次郎も、そんなのぶをやさしく見守る感じで好印象◎


🍁「結婚する気ない者同士」でホッと一息

会食のあと、庭を歩きながらのぶが切り出します。

「ごめんなさい、私はまだ結婚する気がないがです。それやのに父の話を聞きとうて、のこのこ来てしまいました。ほんまにすみません」

すると次郎も苦笑しながら打ち明けます。

「実は僕も、もう三十なので、周りから早く身を固めろとせっつかれていますが、一年のうちほとんどは海の上にいるので、結婚の必要性を感じたことがないんです」

なんだ、似た者同士だった!😂
緊張がほどけた瞬間、二人の間にちょっとやわらかい空気が流れます。


🌌父が見た海を、次郎の言葉で知る

話題は父・結太郎の見た海の景色へ――

「僕は今、その船の機関士をしています」
「ぱたごにあ丸という大きな船です。機関士は航海の間はほとんど機関室にいますが、たまに甲板に出た時の空気のうまさは格別で……空と海の青さが目にしみます。夜は満天の星に息を呑みます。甲板から見る南十字星の美しさと言ったら、それはそれは息を呑むほどの美しさです」

のぶの目に浮かんでいたのは、父が見てきた海――
語られた言葉が、まるで風景になるような時間でした🌊🌠


💌手紙に託された、嵩の未練

一方その頃。
嵩は下宿で、くしゃくしゃになった便箋の山に埋もれていました。

「前略、のぶちゃん、あの時はごめんなさい…………」

健太郎が目をこすりながら起き上がり、苦笑い。

「柳井くんね、手紙書く時に声に出とぉとよ」
「隠すことなかろうもん」

「…………うん…………離れてみて、やっと分かったんだ。失いそうになって、やっとその大切さに気がつくことってあるんだな」

……こんなこと言えるようになったんだね、嵩😭
でも、まだその想いはのぶには届いていない。


⚠️突然の知らせ。豪ちゃんが……!

数日後、石置き場にいた釜次のもとに兵事係がやってきます。

「原豪さんの留守宅はこちらですね?」

渡されたのは、戦死を知らせる一枚の紙

「………豪よ……豪……!」

釜次の震える手、涙をこらえきれない顔……。
見ていて本当に胸が苦しくなります。

「…豪ちゃんが…戦死したがよ」

家に帰ったのぶに、羽多子が静かに伝えました。
目の前が真っ暗になったのぶ。
蘭子はひとり、店番に戻っていました――。

あんなに大切に袢纏を守って、めくりを一日ずつ数えていた蘭子。
その想いが、一瞬にして崩れてしまうなんて……。


重たく切ない回となりそうです。
次郎との出会いが、のぶにどんな影響を与えていくのか。
そして、蘭子の心は――。

※この記事はあくまで予想なので、実際の放送内容と相違がある場合があることをご了承ください。

感想&考察

結太郎が引き合わせてくれた縁談。

船乗りとしての父の姿を知る人物ということで、朝田家一同浮足立っています。

のぶも同じく、はじめて少し乗り気になったお見合いのよう。

お見合いを一つ受けるだけで、着物着て着飾って大変。

そんな2人の姿を見る千尋。

千尋の気持ちを知るメイコは、今回も縁談は断るだろうと励まします。

メイコ、お見合いの話に盛り上がったり、嵩を心に決めた人と思ったり、千尋をフォローしたり。

恋愛沙汰に敏感なお年頃ですね。

***

次郎さんとのお見合い。

次郎を演じるのは中島歩さん。

その低音ボイスがとても耳に心地よいですね。

あんぱんのHPから相関図を見ると、お見合い相手として次郎の名前が・・・

これは、ただのお見合い相手に留まらず、この先も登場する予感です。

***

東京の嵩は、のぶがお見合いをしていることなどつゆ知らず。

手紙を書こうとしては上手くかけずに悩んでいます。

これには健太郎の一言「遅すぎるって、早く手紙書きんしゃい」につきます。

***

今日のラストにはとても悲しい知らせが届いてしまいました。

そう、豪ちゃんの戦死です。

知らせを受け、釜次がやっと絞り出した「ご苦労様です」。

それでも耐えきれずに豪の名前を叫び号泣してしまいました。

そして、蘭子。。。

豪の死を知った蘭子の表情は、少しも変わりませんでした。

目を見開くこともなければ、歪ませることも、悲しむこともない。

ただただ、無表情で事実を知る蘭子。

親しい人を失った時、人間はその死を受け入れられず悲しむ感情がすぐには来ないといいます。

もしかすると、蘭子もその状況だったのかも。

これから蘭子はどうなってしまうのか。

明日の放送も涙なしには見れなさそうです・・・

翌日の朝ドラ『あんぱん』第38話・第8週のネタバレあらすじはこちらからご覧ください!

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この記事を書いた人

関西在住の30代主婦。
朝ドラが好きで、予習や毎日の感想を記録しています。
趣味はテレビとダンス。

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