嵩(北村匠海)は渡せなかった土産を千尋(中沢元紀)に差し出す。同じころ、何も手につかないのぶ(今田美桜)は、偶然会った健太郎(高橋文哉)に嵩のことをよろしくと言って頭を下げる。団子を食べながらのぶの様子を話す健太郎の横で、好きな人ができたと言うメイコ(原菜乃華)。家に戻ったメイコは、嵩が最終の汽車で帰ることを伝える。時計を気にしていたのぶは、意を決して飛び出していく!
引用:guideテレビ王国
あらすじ&予想
🫧告白と、のらくろと、ほんの少しの勇気
昼下がり、健太郎に呼び出されたメイコ。
団子屋の縁台にちょこんと座って、少しそわそわした面持ちです。
「柳井くん、またのぶさんば怒らせてしまって」
「せっかく買ってきた贈りもんも渡せんかったみたいや」
健太郎の言葉に、メイコはガクッと肩を落とします。
あの「仲直り作戦」、やっぱり失敗か〜💦
「……また御免与に来てくださいね」
「また来るけん」
このやりとりだけでもう胸がキューンとしますよね…😢
そして、メイコが勇気を振り絞って――
「あの……うち、好きな人ができたがです」
えっ!?ここで告白!?相手本人に!?とドキドキするけど…
「面白うて、一緒におると楽しゅうて……笑顔が素敵で……」
……完全に本人の前で言ってます😂かわいすぎる。
そしてここで健太郎、まさかの一言。
「メイコちゃん、目がキラキラして、のらくろみたいばい」
「……えっ、のらくろ?」

“のらくろ”は当時大人気だった漫画のキャラで、のら犬で軍人になった黒い犬。
ちょっとおとぼけで、でも正義感のある愛されキャラ。
そう言われてメイコが照れてるのが、もう青春そのものです🐶💕
健太郎がさらっと描いてくれた“のらくろ”の絵を見て、メイコの心もふっと軽くなっていきました。
🧼姉妹の静かな対話と、心の洗濯
家に戻ると、のぶは中庭で道着を一心不乱にゴシゴシ。
黙々と洗い続ける姿に、メイコがそっと声をかけます。
「ねえ、のぶ姉ちゃん……嵩さんらあ、最終の汽車で帰るがやって」
でものぶは無言。
メイコは、勇気を振り絞って気持ちをぶつけます。
「うちは好きな人に気持ち伝えたで」
「心に思うちゅうことを伝えんがは、思うてないがと同じことながやろ?」
ぐっ……これは響きます……。
以前、豪に思いを伝えられない蘭子に向けて、のぶ自身がかけた言葉ですね。
子どもみたいに見えて、メイコの言葉が一番まっすぐ。
姉であるのぶの方が、返す言葉を失ってしまいます。
🛤️駆け出した気持ちは、もう戻れない
夕暮れ時、のぶは気がつくと駅に向かって走っていました。
改札をくぐり、必死に嵩の姿を探しますが――どこにもいない。
寛が通りかかり、静かに伝えます。
「嵩、五時の汽車に乗ってったそうや」
えっ……最終じゃなかったの!?
のぶの顔が一気に曇り、後悔が胸を押しつぶします。
「うちのせいです……また嵩さんを傷つけてしまいました」
「のぶちゃんと嵩の仲や。今度もんてきた時に仲直りしたらえいやいか」
「今度会うたら、もっとひどい喧嘩してしまうかもしれません」
この不安、すごくリアルですよね…。
「好きだからこそうまくいかない」って、青春のもどかしさ全開。
🌇重なる思い、染まる夕焼け
「嵩はきっと君のそういう正直でまっすぐなところが好きながや」
「そのうち、どっちかが立ち止まることがあるかもしれん」
寛の言葉は、まるで未来の二人にエールを送るようでした。
今は交わらない道でも、いつかどこかで交差するかもしれない――
そして、最後の一言。
「ありがとねや、のぶちゃん」
のぶが出会って、ぶつかって、泣いて、笑って、
その全部が誰かにとっての“ありがとう”になる。
なんて尊い時間だったんだろう、と思わされます。
夕焼けが駅舎を染めたその色は、まるで嵩が贈ろうとした真紅のハンドバッグのような赤。
受け取れなかった想いが、空に広がったようでした。
※この記事はあくまで予想なので、実際の放送内容と相違がある場合があることをご了承ください。
感想&考察
感想は、放送後(5/15)に記載します。
お楽しみに!
翌日の朝ドラ『あんぱん』第35話・第7週のあらすじネタバレはこちらからご覧ください!
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