豪(細田佳央太)の壮行会の日。蘭子(河合優実)はのぶ(今田美桜)に背中を押され、勇気を出して豪のもとへ。しかし、互いに思いを伝えることができず、ぎこちない空気が流れる。その後、壮行会が盛大に行われ、豪は挨拶の席で朝田家の人々に感謝を伝える。のぶたち三姉妹がよさこい節を歌って盛り上がる中、たまらず席を外す豪…。
引用:guideテレビ王国
あらすじ&予想
のぶが押した背中、でも…
いよいよ、豪(細田佳央太)の出征を前にした壮行会の日。
蘭子(河合優実)は、のぶ(今田美桜)に促されて、豪のもとへ向かいます。
勇気を出して足を踏み出したはずなのに――
いざ顔を合わせると、言葉が出てこない。
互いに何かを言おうとして、何も言えない。
そんな時間が流れてしまいます。
想いがあるのに届かない、すれ違いのような静けさが切なくもどかしく感じられます😢
にぎやかに始まる壮行会
釜次(吉田鋼太郎)が張り切って準備した宴が始まります。
店には多くの人が集まり、明るくにぎやかな雰囲気に包まれました。
けれど、その賑わいの中にいる人たちそれぞれが、
「別れ」を意識していたことは間違いありません。
豪は、静かに挨拶に立ちます。
「こんなわしを家族同然にかわいがってくださった朝田家の皆さん、ほんまにありがとうございます。
その恩返しもできんと、兵隊に行くことだけが心残りです……」
言葉を噛みしめながら、精いっぱいの感謝を伝える豪の姿。
そこにいた誰もが、彼のまっすぐな気持ちを受け止めているのでしょうね。
三姉妹のよさこい節、でも豪は…
宴の途中、のぶ・蘭子・メイコの三姉妹がよさこい節を披露し、場はさらに盛り上がります🎶
笑顔も声も響くなか、豪は黙ってその様子を見つめていました。
そして――
ふと立ち上がり、静かに席を外します。
誰にも気づかれないように。
何かを振り払うように。
その背中には、こらえきれない想いが滲んでいました。
夜の道を追いかけて
荷物を持って歩き出した豪。
その後ろを、蘭子が追いかけます。
そして、意を決して口を開きます。
「きっともんてきてよ」
その言葉に、豪はしっかりと応じます。
「無事もんてきたら、わしの嫁になってください」
蘭子は動揺しながらも、足を止めません。
そこに、のぶが追いつき、黙って背中を押します。
そして、蘭子は震える声で答えます。
「……うち、おまさんのこと、うんと好きちや……」
遠回りして、ようやく交わされた言葉。
涙と決意が交差する、忘れられない夜のやりとりとなりました😢✨
※この記事はあくまで予想なので、実際の放送内容と相違がある場合があることをご了承ください。
感想&考察
のぶに背中をおされ、豪のもとに行く蘭子。
2人とももの言いたげな様子。
早速告白か!?と思いきや、
「長い間 お世話になりました」と言い直す豪。
それに応じる蘭子。
あえて思いを伝えない選択をしたうぃとですが、蘭子が去った後の豪の表情。
なんだか、まだ思い残すところがあるようです。
***
壮行会では、入隊を祝うことがおかしい!と反発するヤムおじさん。
まだ世界大戦が大きくなる前。
反戦を主張してもまだ少しは許される時代だったのでしょうか。
(終戦間際だと、きっと逮捕されそうですよね)
気分転換によさこい節を歌う朝田三姉妹。
歌いながらずっと目が合う蘭子と豪。
とてもし嬉しそうにほほ笑むのに、次の瞬間ふと豪の表情が。
そのまま豪は宴会場を後にしてしまいました。
蘭子の姿を見つづけるのが苦しくなったのですね。
***
そして、ついに2人の思いが通じましたね。
遅すぎました。
毎日毎日一緒にいたのに。
もう少し早ければ、羽多子のいう花嫁衣裳だって間に合ったかもしれない。
少しでも思いを通じ合わせる期間が長くとれたかもしれない。
でも、このタイミングだったからこそ、奥手な2人が2人のペースでの歩をはじめられたのかもしれませんね。
にしても、着替えもってくるなんて、いきなり泊り?!と驚いてしまいました。
羽多子の言う「明日行ってしまう」とは、祖母のところへ行ってしまうと言うこと?
だとすれば、ラストシーンの汽車はどこへ向かったのか。。。
豪と蘭子、2人の最初で最後の夜の行方が気になるラストシーンでしたね。
***
こうして身近な人の出兵を経験したのぶ。
女子師範学校ではまだ愛国精神に染まることが出来ないでいますが、
のぶの徴兵は果たしてどんな影響を与えるのでしょうか?
(あっ、今日はめずらしく嵩でてきませんでしたね)
翌日の朝ドラ『あんぱん』第30話・第6週「くるしむのか愛するのか」のネタバレ・感想はこちらからご覧ください!
コメント