4月23日放送の朝の連続テレビ小説「あんぱん」第18話・第4週「なんのために生きるのか」について、あらすじと感想を見てみましょう。
けんかした嵩(北村匠海)と千尋(中沢元紀)に、寛(竹野内豊)は改めて後継ぎはいらないと告げる。そして、何をしながら生きるのか、見つかるまで必死でもがけと言い聞かせる。なりたいものがまだわからない嵩は、高知第一高等学校の受験を決意。のぶ(今田美桜)と嵩はそれぞれ勉強に励む。そして迎えた受験の日。のぶが家族に見送らていると、突然登美子(松嶋菜々子)が現れる。状況を把握したのぶは意を決して走り出す!
引用:guideテレビ王国
あらすじ&予想
寛の“本音”
前日の激しいけんかのあと。
寛(竹野内豊)は、嵩(北村匠海)と千尋(中沢元紀)に改めてこう伝えます。
「医者の跡取りはいらん」
「何をして喜ぶがか、自分で見つけろ。見つかるまで必死でもがけ」
この言葉、嵩にとってはある意味で救いでもあり、突き放しでもあるかもしれません。
「後を継がなくていい」と言われてホッとする一方で、今度は「自分の道を探せ」と言われる。
嵩にとって、“生き方”を考えることが避けられなくなっていきます。
「何者にもなれない自分」からの決断
なりたいものがまだ分からない嵩。
でも、何もしないままではいられない。
そう思った彼が選んだのは――
高知第一高等学校の受験。
進学=ゴールではありませんが、“動き出すための一歩”としての進路選択に見えますね。
「……あの人の喜ぶ顔、見たくて」
このセリフ、以前の台本にも出てきた嵩の本音。
登美子(松嶋菜々子)の笑顔が忘れられず、どこかでまた認めてもらいたいと願う気持ちが、彼を前へと動かします。
のぶと嵩、それぞれの受験
一方、のぶ(今田美桜)も引き続き女子師範学校合格に向けて猛勉強中📚
兄弟げんかの仲裁に入ったばかりなのに、自分の夢に向けても手を抜かないのぶの強さ。
朝田家では家族みんなが、のぶの挑戦をあたたかく見守っています。
そして、嵩と並んで黙々と机に向かう姿――
まるでライバルのようで、同志のような空気感が生まれていきそうですね✨
受験当日、緊張と突然の“再会”
そして迎えた受験当日。
のぶは家族に見送られながら、少し緊張した表情で家を出ます。
ところが――そこに登美子が突然姿を現します。
え?😳
なんと、嵩が受験票を忘れたまま出て行ってしまったとのこと。
のぶも最初は驚きますが、すぐに状況を判断。
目の前の登美子に惑わされることなく、自分のすべきことを選びます。
「……今は、うちが走らんといかんき!」
のぶが走り出すこの場面、今週のクライマックスへと続きそうです!🏃♀️💨
第18話は、それぞれが“自分のため”に走り出すターニングポイント。
嵩は、自分の将来に向き合う最初の決断を。
のぶは、夢に向かってぶれない覚悟を。
「何をして生きるのか」を問われた若者たちが、それぞれのやり方で答えを探し始めます。
それは、まだ形になっていなくても、「動くこと」こそが一番の希望なのかもしれません🌅
次回も見逃せません!
※この記事はあくまで予想なので、実際の放送内容と相違がある場合があることをご了承ください。
感想&考察
今日は、嵩をなぐったのぶの反省会から始まります。
ハチキンのぶと認める家族も、この年で手を出すとは流石に一言モノ申したい様子。
話は飛んで、千尋のイケメンっぷりには母も一目を置いているようでしたね。
当の千尋も、のぶのまっすぐな姿に昔から影響を受けてきました。
嵩の気持ちをよそに、のぶ×千尋で次は盛り上がるのでしょうか?!
カッチャンに豪に千尋に。
のぶの恋愛相手候補が続々登場し、なんだか楽しい・・・。
ちなみに、途中出てきたゲーリー・クーパーは当時の人気アメリカ俳優。
1930年代〜1950年代にかけて「全米人気俳優ランキング」で常にトップ5常連だったそうです。
戦前の日本では、アメリカの人気俳優の話題もさかんだったのですね。
***
寛により、嵩と千尋のわだかまりが解かれました。
千尋は、嵩に気兼ねしたのではなく、心から法学の道に進みたかったのです。
嵩~、大切なところ聞かずに去ってしまったのですね。
「しわい」
千尋が医者になりたくなかった理由。
それはなんど、血を見るのが苦手だから。
まさかの理由に、寛も嵩もフッと笑顔が出てきました。
***
将来の夢が見つからない中、高知第一高等学校を目指したい理由。
それは
母・登美子が喜ぶ姿をみたいから
ん~・・・
それでいいのかな、嵩。
それも立派な理由の一つだけど、もし登美子が別の事を希望すれば、嵩の目標も変わるのでしょうか。
「あの時ああしておけばよかった」とは後悔だけはしないようにと嵩達に説く寛。
必死になってもがいて欲しい寛の気持ち。
それが本当に意図するところに、嵩は気づくことが出来ているのでしょうか。
少し心配です。
***
寛の気持ちとは裏腹に、嵩・医学部への道を夢見て意気投合する登美子と千代子。
また嵩が置いてけぼりに・・・
月日は過ぎて、ついに受験の日!
嵩はうっかり受験票を入れ忘れたのかと思いましたが、どうも登美子が抜き出して神棚で拝んでいたと言うこと?
入れたはずの受験票がない嵩、相当焦ったでしょうね・・・
にしても、母達に行ってきます!とも言わずに嵩も出かけていくとは。
***
のぶもついに受験へ!
ヤムおじちゃんにあんぱんをもらい、今日も出ましたこのセリフ。
「元気100倍やね!」
前回は嵩が。それを受けて今日はのぶが言います。
これから先の放送でもまだまだ登場しそうな予感!楽しみですね。
***
嵩に受験票を届けたのぶ。
「こんな大事なもん忘れるなんて、嵩のぼけぇぇぇ!」
なんでしょう、口は悪いのにこの清々しい気持ちは。笑
のぶと嵩の受験会場は近かったのでしょうか?
それにしても、のぶがギリギリ自分の会場に間に合ったところを見ると、やはり登美子達が自分で受験票を持っていくべきだったきも。
ただ、のぶの足の速さだったからこそ、間に合ったという気もします。
嵩も登美子も、のぶには感謝するしかなさそうですね!
今日もありがとうございました。
明日の朝ドラ『あんぱん』第19話・第4週「なんのために生きるのか」のあらすじ・感想はこちらからご覧ください!
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