昭和15年1月、朝田家ではのぶ(今田美桜)の祝言の話が進み、釜次(吉田鋼太郎)たちは胸を弾ませる。同じころ、嵩(北村匠海)は卒業制作を仕上げたらのぶに会って気持ちを伝えようと、作業に没頭していた。そんな嵩のもとにとある電報が届く。
引用:guideテレビ王国
あらすじ&予想
💍のぶの婚約に喜びの声が集まる朝田家
昭和十五年、新しい年。のぶと次郎の祝言が現実味を帯びてきました。
天宝和尚と桂もやってきて、大盛り上がり。
「のぶちゃん、おめでとう!」
「きっと、結太郎さんがあっちに行く前から見つけちょってくれた婿さんや」
みんなの前で、
「はい。教師の仕事も続けてえいと言うてくれよって」
とはにかむのぶに、祝福の声が飛び交います。
でもその横で一人店番をする蘭子の背中――
のぶも、無意識にその姿を気にしてしまうのでした😌💦
🖌️嵩、卒業制作の完成間近に届いた電報…
一方、東京の嵩は卒業制作の仕上げに没頭中。
そんな中、健太郎が駆け込んできます。
「柳井くん…………電報が来たばい」
「聞きんしゃい。これ、さっき下宿ん届いたとよ」
電報を見た瞬間、嵩の手が止まります。
『チチキトクスグ カヘレ』
……来てしまった、知らせ。
でも、嵩は絵の前から離れません。
「これを描きあげないと伯父さんに顔向けできない」
健太郎も声を荒らげますが――
「・・・・・・こいつが決めることだ」
座間の言葉で、場の空気が静かに変わります。
嵩は夜を徹して筆を握り続けました。
🌅描き終えて、嵩は故郷へ――
やっと絵を完成させた嵩。
座間もその出来栄えに納得し提出を受け入れました。
慌てて後かたずけをする嵩。
「さっさと行け!そんなこと俺がやっとく。行け!」
座間の怒鳴り声が、嵩の背中を押します。
走る汽車の中、嵩は呟きました。
「……待っててくれ、伯父さん」
でも――
御免与に着いて、柳井家の襖を開けた瞬間、嵩は凍りつきます。
そこには、もう冷たくなった寛の姿が。
「……………遅いわや」
「何やりよったがな!遅いわや!」
千尋の叫びが刺さります。
嵩は声もなく、その場に崩れ落ちました😢
🪟夕暮れの縁側で、初めてあふれる涙
「………ごめんなさい・・・・・・伯父さん、ごめんなさい。こんなことになるなんて……」
「伯父さん、怒ってるよね……何でもっと早く汽車に乗らなかったんだって……ごめんなさい」
何度も何度も謝る嵩。
その背中を、千代子がそっと支えます。
💬寛の最期の言葉が、嵩を包む
「嵩さん……寛さんは、怒ってなんかいませんきね」
そして語られる、寛の最後の言葉。
「最後まで描きあげんと、半端でもんてきたりしよったら……殴っちゃる。嵩が決めた道や。投げ出すがは許さん」
寛の願いは、嵩が信じた道を全うすること。
それを誰よりも信じていたからこそ、電報を打たせたんだとわかります。
「寛さんと嵩さんは、やっぱり心が通じ合うちょったがやね……」
そう語る千代子の涙と、日が暮れても止まらない嵩の嗚咽が、ただただ胸に迫ります。
“絶望の隣は希望”――
第9週のタイトルに込められた意味が、静かに、でも強く響く1日目でした。
嵩が何を失い、何を受け取ったのか――
この先の変化を見届けたくなります。
※この記事はあくまで予想なので、実際の放送内容と相違がある場合があることをご了承ください。
感想&考察
感想は、放送後(5/26)に記載します。
お楽しみに!
翌日の朝ドラ『あんぱん』第42話・第9週のネタバレあらすじはこちらからご覧ください!
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