昭和15年1月、朝田家ではのぶ(今田美桜)の祝言の話が進み、釜次(吉田鋼太郎)たちは胸を弾ませる。同じころ、嵩(北村匠海)は卒業制作を仕上げたらのぶに会って気持ちを伝えようと、作業に没頭していた。そんな嵩のもとにとある電報が届く。
引用:guideテレビ王国
あらすじ&予想
🖊️嵩からの年の瀬便り、意外な報告も!
昭和十四年の年の瀬、柳井家に届いた一通の葉書。
差出人は――嵩!
『今、僕は全力で卒業制作に取り組んでいます。東京高等芸術学で学んだ歳月の集大成なので、最高傑作にします!これを仕上げたら、すぐ御免与町に帰ります。製薬会社に就職が決まり、色々報告もしたいので』
あの嵩が製薬会社!?
アート一筋じゃなかったの!?と驚きつつも、寛は笑顔。
「少しでもあなたのお仕事の役に立ちたいと思うたがかもしれませんね」
という千代子。
そして……
「わしは、それより、嵩の最高傑作が楽しみじゃ!」
その通り!自由を描く嵩の絵、見たいよー🎨✨
🌊次郎からの手紙、のぶが決めたこと
同じ頃、のぶのもとには海の上から次郎の手紙が。
「十二月二十日に船を降りて高知に戻ります。会っていただけませんか?うまい洋食でも食べましょう」
のぶは「けじめをつけよう」と料亭へ向かいます。
💬次郎の本音、のぶの葛藤
次郎に結婚を断るべく、仕事を辞めるつもりはないと次郎に伝えるのぶ。
しかし次郎からは意外な返答が。
「教師のお仕事を辞めることはありません」
えっ?のぶもびっくり。
「もし僕と結婚してくださるなら、仕事はそのまま続けてください。……のぶさんが子どもたちのことをどれだけ思っているか、よく分かったからです」
ここでのぶも、自分の心の重荷を打ち明けます。
「今の私には……結婚する資格がないと思うがです」
「教師としても、朝田家の長女としても、宙ぶらりんで。こんな私が結婚しても、次郎さんを幸せにする自信がないがです」
のぶの気持ち、痛いほど分かる…。でも次郎の返答はさすがです。
「そんなに重い荷物をいくつも担いでいたら、船やったら沈没してしまいます」
「荷物を下ろす用意をしませんか?」
この“荷物を下ろす”という言葉、ほんと優しい……🫶
🚶♀️そして、走るのぶ
次郎と別れ、一人になったのぶ。
結太郎との会話を思い出します。
『それは、ゆっくり見つけたらえい。のぶは足が速いき、いつでも間に合う』
その瞬間――のぶ、走り出す!全力で!
「……………とても大事なこと、言い忘れました。こんな私でよかったら……ふつつか者ですけんど、よろしゅうお願いいたします!」
きたーーーーー!!
これはもう、のぶらしい告白!
大切な時はいつも走っているのぶですね。
🥂朝田家、大フィーバー!
その夜、朝田家はまさにお祭り状態。
「のぶ、でかした!さすがわしの孫じゃ!」
「祝言は早いほうがえいねえ!」
「のぶ姉ちゃん、結婚おめでとう!」
蘭子のひとことも、絶妙すぎる。
「…………行き遅れんでよかったね」
ぶっきらぼうだけど、めちゃくちゃ優しいね蘭子😭
のぶの決断を家族みんながおいわいします。
🌃屋村のつぶやき、そして嵩の“答え”
屋村はパンをこねながら、遠い東京を思います。
「あ〜あ……あいつ、死なないといいけどな……」
心の奥では誰よりも嵩を案じてるヤムおんちゃん……さすがです。
そしてその頃、嵩は――
銀座の自由をキャンバスに詰め込んでいました。
絵の片隅には、赤いハンドバッグを持って全力疾走する女の子の姿。
それは、あの時ののぶ。
やっぱり、のぶのことを描いてたんだね……🎨💘
第8週、ついにのぶが結婚を決意!
でも一方で、嵩は嵩でまだ走り続けています――その先に、何が待っているのか。
のぶと次郎、そして嵩の3人、それぞれの「夢」の輪郭が浮かび始めた週でした。
次週もとても気になりますね!
※この記事はあくまで予想なので、実際の放送内容と相違がある場合があることをご了承ください。
感想&考察
嵩、卒業制作に向けての意気込みが高まっています。
寛にも、「最高傑作にします」と手紙で宣言。
その言葉がなにより嬉しそうな寛です。
***
航海にでた次郎からも、のぶに手紙が。
釜次も次郎とのぶが結婚して欲しい様子。
その意気込みで、やっと豪の墓石を彫りはじめましたね…。
でも踏ん切りがつかない様子ののぶ。
お会いしてちゃんと話すと決めましたね。
***
まぁ素敵なレストラン。
次郎の財力が伝わってきます・・・
まだ結婚は考えられないと言うのぶに対し、何も言っていないのに「教師を辞めることはない」と答える次郎。
どこまでも、のぶの気持ちを考えている次郎、素敵すぎます。
のぶの正直なところに惹かれたと伝えられ、のぶも自分の素直な気持ちを打ち明けました。
体操の楽しさや夢を持つことの大切さを伝えるためになった教師。
それが、いつの間にか「愛国の鏡」と呼ばれるように。
それが蘭子に「ウソっぱち」と言われ、自分が宙ぶらりんになってしまった。
教師としても朝田家の長女としても自分の立場を自責するのぶ。
しかし、次郎のかけた言葉はあまりにも優しいものでしたね。
思い荷物を背負う必要はない。
終わらない戦争はない。
戦争が終わったら何がしたいか。
ゆっくり考えたらいい、のぶさんは足が速いからすぐ追いつきます。
そこに僕の入る隙間があれば結婚してほしい。
こんな素敵なプロポーズあるでしょうか?
奇しくも、父・結太郎がのぶに残した言葉と全く同じことを次郎はのぶにくれました。
もう、いけー!のぶー!
と思ったら、のぶ、走りましたね!!
あぁ、嵩には悪いですが、2人がうまくいって良かった!
***
てっきり縁談を断りに行くと思っていた釜次。
まさかの婚約に、大喜び。
よかった、釜次がこんなに喜んでくれると見ている側も嬉しくなります。
そして、メイコに続き、蘭子もお祝いの言葉を。
「行き遅れおくれんで良かったね」
蘭子、最大のお祝いの言葉。
豪を失い悲しみにくれている中、面と向かって姉を祝えるなんて。
やはり蘭子は、何よりも家族を大切に思う人ですね。
さて、来週の予告ではのぶの祝言の様子も流れていました。
気になる続きが楽しみです!
翌日の朝ドラ『あんぱん』第9週・41話のネタバレあらすじはこちらからご覧ください!
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