朝田家に上品な婦人(神野三鈴)が訪ねてくる。その婦人は、夫が結太郎(加瀬亮)にあるお願いをしていたと話す。後日、のぶ(今田美桜)は結太郎と話したことがあるという息子の次郎(中島歩)に会いに行く。次郎の口から結太郎のソフト帽の話しが出て、のぶは顔をほころばせる。そのころ嵩(北村匠海)は、便せんを前にペンを握りしめるも、なかなか手紙を書くことができないでいた。そんなある日、朝田家にある報せが届き…。
引用:guideテレビ王国
あらすじ&予想
📷のぶ、人生初のお見合いへ!でも…
学校から帰ったのぶに、釜次が差し出したのは――
「またお見合い? この間も言うたとおり、うちはまだ」
と返すのぶに、釜次はまさかの切り札を出します。
「えいき聞け。これは結太郎が引き合わせてくれた縁談じゃ」
えっ、それはちょっと無視できない…😳
しかも、写真には一等機関士の制服を着た若松次郎という男性。精悍で誠実そうな雰囲気。
のぶも、少しだけ気持ちが揺れます。
「…会うだけ会ってみよう」
🏮料亭での初対面。次郎の語る“結太郎の記憶”
そして数日後。
慣れない振袖に身を包み、料亭の一室でちょっと緊張気味な空気の中――
「次郎さんのお父様には、うちの主人が親しくさせていただいちょったそうですね」
「はい。僕も昔、船の上でお父上にお会いしたことがあります。商社の仕事で色々な国へいらした話をしてくださいました。僕はまだ船乗りの駆け出しでしたが、大変興味深かったです。お洒落な紳士で、ソフト帽がお似合いだったのをよく覚えています」
「父のその帽子、今もうちにあるがです。私と妹らあは父やと思うて、いっつも帽子に話しかけよります」
……のぶ、めっちゃ饒舌!😳
やっぱりお父ちゃんのことになると、気持ちが溢れて止まらないんですね。
次郎も、そんなのぶをやさしく見守る感じで好印象◎
🍁「結婚する気ない者同士」でホッと一息
会食のあと、庭を歩きながらのぶが切り出します。
「ごめんなさい、私はまだ結婚する気がないがです。それやのに父の話を聞きとうて、のこのこ来てしまいました。ほんまにすみません」
すると次郎も苦笑しながら打ち明けます。
「実は僕も、もう三十なので、周りから早く身を固めろとせっつかれていますが、一年のうちほとんどは海の上にいるので、結婚の必要性を感じたことがないんです」
なんだ、似た者同士だった!😂
緊張がほどけた瞬間、二人の間にちょっとやわらかい空気が流れます。
🌌父が見た海を、次郎の言葉で知る
話題は父・結太郎の見た海の景色へ――
「僕は今、その船の機関士をしています」
「ぱたごにあ丸という大きな船です。機関士は航海の間はほとんど機関室にいますが、たまに甲板に出た時の空気のうまさは格別で……空と海の青さが目にしみます。夜は満天の星に息を呑みます。甲板から見る南十字星の美しさと言ったら、それはそれは息を呑むほどの美しさです」
のぶの目に浮かんでいたのは、父が見てきた海――
語られた言葉が、まるで風景になるような時間でした🌊🌠
💌手紙に託された、嵩の未練
一方その頃。
嵩は下宿で、くしゃくしゃになった便箋の山に埋もれていました。
「前略、のぶちゃん、あの時はごめんなさい…………」
健太郎が目をこすりながら起き上がり、苦笑い。
「柳井くんね、手紙書く時に声に出とぉとよ」
「隠すことなかろうもん」
「…………うん…………離れてみて、やっと分かったんだ。失いそうになって、やっとその大切さに気がつくことってあるんだな」
……こんなこと言えるようになったんだね、嵩😭
でも、まだその想いはのぶには届いていない。
⚠️突然の知らせ。豪ちゃんが……!
数日後、石置き場にいた釜次のもとに兵事係がやってきます。
「原豪さんの留守宅はこちらですね?」
渡されたのは、戦死を知らせる一枚の紙。
「………豪よ……豪……!」
釜次の震える手、涙をこらえきれない顔……。
見ていて本当に胸が苦しくなります。
「…豪ちゃんが…戦死したがよ」
家に帰ったのぶに、羽多子が静かに伝えました。
目の前が真っ暗になったのぶ。
蘭子はひとり、店番に戻っていました――。
あんなに大切に袢纏を守って、めくりを一日ずつ数えていた蘭子。
その想いが、一瞬にして崩れてしまうなんて……。
重たく切ない回となりそうです。
次郎との出会いが、のぶにどんな影響を与えていくのか。
そして、蘭子の心は――。
※この記事はあくまで予想なので、実際の放送内容と相違がある場合があることをご了承ください。
感想&考察
感想は、放送後(5/20)に記載します。
お楽しみに!
翌日の朝ドラ『あんぱん』第38話・第8週のネタバレあらすじはこちらからご覧ください!
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