のぶ(今田美桜)の発案で、女子師範学校の生徒たちはお国のために命がけで働く人たちに慰問袋を作ることに。休日には献金を呼びかけるなど、意欲的に取り組む生徒たち。その様子がのぶの写真付きで新聞に載ると、のぶは“愛国の鑑”として注目を集める。一方、図案コンクールで佳作に入選し、賞金をもらった嵩は、銀座のカフェから柳井家に電話をかける。千尋(中沢元紀)からのぶが新聞に載ったことを聞いた嵩は…。
引用:guideテレビ王国
あらすじ&予想
“お国のために”始まる活動
のぶ(今田美桜)が思いついたのは、戦地の兵士たちに慰問袋を送るという活動でした。
先生や生徒たちも賛同し、女子師範学校では一気にその動きが広がっていきます。
布を集め、手紙を添え、心を込めて袋を縫い上げる――
休日には献金を呼びかけて街頭に立ち、生徒たちが意欲的に取り組む姿が印象的です。
のぶの思いは、ただ「国のため」というよりも、「誰かの役に立ちたい」という純粋な気持ちだったように感じます🧵✨
“愛国の鑑”として新聞に
活動の様子は地元紙に取り上げられ、のぶの名前とともに写真が掲載されます。
校内ではその新聞が回覧され、生徒たちは声をあげます。
「すごいね、のぶさん!」「こんなに載るなんて!」
称賛の輪が広がり、のぶは次第に「愛国精神の鑑」として注目されるようになります。
ずっとどの道を信じて歩めばよいか迷いがあったのぶ。
しかし、この出来事を機に、のぶの中で愛国精神の信念が着実に芽生えるのでした。
嵩、図案コンクールで佳作!
そのころ東京では、嵩(北村匠海)が図案コンクールに応募した作品が見事佳作に入選します。
賞金五十円を手にし、銀座のカフェで健太郎たちと笑い合う嵩。
ようやく“認められた”という実感が湧いてきた瞬間でもありました。
賞金で気が大きくなった嵩は千尋に電話し、嬉しそうに言います。
「賞もらったんだよ。佳作だったけどさ。五十円だって!」
その声には、子どものような純粋な喜びがあふれていました📞😊
銀座からの電話、すれ違う心
カフェから柳井家に電話をかけた嵩は、千尋と話します。
そして千尋から、のぶが新聞に載ったことを聞きます。
「新聞……?のぶちゃんが?」
嬉しそうに声を弾ませた嵩は、すぐに言います。
「のぶちゃん呼んできてよ!ちょっとだけでいいから!」
やがて、電話の向こうにのぶの声が届きます。
「のぶちゃん!千尋から聞いたよ。新聞に載ったんだって?すごいね!」
けれど、その声をさえぎるように、のぶは少し怒ったように言います。
「嵩、お国のために働きゆう兵隊さんのこと、ちっとでも考えたことあるか?」
嵩が驚く間もなく、のぶは電話をガチャンと切ってしまいます。
カフェの喧騒に戻る嵩。
笑い声の中で、何かが遠ざかってしまった感覚だけが残ります。
自由を感じていた嵩と、奉公の中にいたのぶ。
二人の間にある“見ている世界の違い”が、はっきりと浮き彫りになる一日でした。😢
次週は第7週に突入。
戦争の影がさらに濃くなるなか、それぞれの「信じる道」は交わるのか、すれ違ったまま進むのか――注目の一週間が始まります。
※この記事はあくまで予想なので、実際の放送内容と相違がある場合があることをご了承ください。
感想&考察
感想は、放送後(5/9)に記載します。
お楽しみに!
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