4月21日放送の朝の連続テレビ小説「あんぱん」第16話・第4週「なんのために生きるのか」について、あらすじと感想を見てみましょう。
なりたい夢を見つけたのぶ(今田美桜)は、女子師範学校合格に向けて猛勉強をし始めるが、成績が思わしくなく頭を抱える。同じく嵩(北村匠海)も、通知簿を見た千代子(戸田菜穂)にたしなめられる。しかし、羽多子(江口のりこ)からのぶに勉強を教えてほしいと頼み込まれた嵩は、断り切れず引き受けてしまう。夜、苦手な数学に悪戦苦闘する嵩が廊下に出ていくと、寛(竹野内豊)の書斎から話し声が聞こえてきて…。
引用:guideテレビ王国
あらすじ&予想
今週は1週間をとおしてのぶと嵩の受験が描かれます。
前週のテーマ「なんのために生まれて」に続き、今週は「なんのために生きるのか」。
嵩の心の葛藤、そしてつきまとう母への想いに涙が溢れます・・・
夢への一歩、のぶの猛勉強スタート!
いよいよ始まりました、第4週「なんのために生まれて」。
前週で「先生になりたい」と語ったのぶ(今田美桜)は、女子師範学校を目指して猛勉強を開始します!
ですが…現実はなかなか手強いようで、通知簿の中身は「乙」「丙」ばかり。
「甲は……ない……」と、思わずのぶが頭を抱えてしまう場面もありそうです😅
そんな中、のぶは羽多子(江口のりこ)から「嵩に勉強を教えてもらったらえいがやない?」と勧められ、柳井家へお願いに。
前週、嵩は昔と違い成績トップでなくなったことを家族に心配されていました。
そんな嵩、のぶに勉強を教える心の余裕はあるのでしょうか・・・
嵩も低空飛行・・・
嵩(北村匠海)もまた、学業面では悩み中。
千代子(戸田菜穂)に通知簿を見られ、「あなた、これで高等学校に行く気?」とチクリとたしなめられてしまいます。
とはいえ、のぶに「勉強教えてや」と頼まれたら、断れないのが嵩の人の良さ(と弱さ?)です。
「……仕方ねえな」と渋々引き受けますが、実は嵩も数学がまったく分かっていないというオチ😂
まさかの“教える側も苦手”状態に、思わずふたりで苦笑いしそうですね。
救世主登場!?
そんなときに、頼りになるのが弟・千尋(中沢元紀)。
のぶと嵩があたふたしていると、ふらりと部屋を訪れた千尋が、スラスラと問題を解いてみせるのです。
「これ、こうすればいいだけやん」とサラッと言う千尋に、のぶは尊敬のまなざし✨
ここでも兄弟の“立場の逆転”がじわじわと描かれていきます。
以前は嵩がリードしていた関係も、今は千尋の方が冷静で的確。
昔は病気がちだった千尋が、いつの間にか嵩より大人びて見えてしまいます。
嵩はそのことにちょっとだけ劣等感を抱き始めているかもしれませんね。
夜の廊下、嵩の耳に届いた父の声
勉強に詰まり、ふらりと廊下に出た嵩。
すると寛(竹野内豊)の書斎から、何やら声が聞こえてきます。
どんな話をしていたのか、嵩がどれだけ聞いたのかはわかりませんが、きっと寛の言葉がこのあと嵩の心にじわりと効いてくるはず。
「何のために生まれて、どう生きるか」
前週のテーマに続き、この言葉が嵩にとってどれほど大きな意味を持つのか――そんな予感を感じさせる、静かな夜のシーンです🌙
第13話は、のぶと嵩がそれぞれ自分の弱さと向き合う始まりの回になりそうです。
のぶは夢を見つけたばかり。けれど、現実の成績には焦りもある。
嵩もまた、勉強も進路も“何となく”で過ごしてきた自分を見つめ直すタイミングに。
でも、不安やモヤモヤの中にある一筋の希望。のぶの前向きさ、嵩のやさしさ、千尋の冷静さが交差して、にぎやかで少し不器用な青春模様が描かれていきそうです🎓✨
ラストにちらりと登場する寛の“声”が、今後の展開を少しずつ変えていくかもしれません。
第13話では、特に「勉強」という日常的な題材を通じて、若者たちの内面の揺れや成長の芽が感じられます。次回、のぶと嵩がどんな一歩を踏み出すのか、楽しみですね!
次回もお楽しみに📚✨
※この記事はあくまで予想なので、実際の放送内容と相違がある場合があることをご了承ください。
感想&考察
受験まであと半年ののぶと嵩。
都度、嵩が医者として跡継ぎになると言い張る登美子。
嵩の数学の成績「丁」は確かにひどい(涙)
甲乙丙に次ぐ丁。
試験問題を解かずに答案用紙の裏に漫画を描いていたら、そりゃ先生も起こります。
数学がそんなに苦手では、確かに医師は難しい気も・・・
受験に向けて環境を整えるという登美子。
「ご立派なお心がけ」と千代子に嫌味を言われた登美子。
何も言い返さず目を伏せるものの、右眉毛がぴくぴく上げ下げしていましたね・・・!
松嶋菜々子の演技力が今日も光っています!!
対して、成績が悪くとも今から頑張れば大丈夫と励ましてくれるのぶの一家。
嵩は高等第一学校を目指し、医師を継ぐと聞いたと言います。
(えー!登美子、ご近所さんに勝手に言いふらしてるの?!)
嵩にのぶの勉強見てもらうって・・・嵩そんな余裕ないよね?
引き受けちゃダメだよ~~
「泥船だぞ」というヤムおじちゃん。
皆の事を俯瞰して見れているのは、ヤムおじちゃんなのかもしれませんね。
***
勉強しに柳井家にやってきたのぶに
「のぶの邪魔だけはしないでね」って。
よく人の子に言うなぁ・・・
のぶに数学を聞かれて、苦手な事をすぐに白状する嵩。
更には千尋に勉強を教えてと言う嵩。
嵩のプライドのない実直な姿。
潔すぎて逆に好感が持てます。。
***
そして、ちょっと気になる発言が出ました。
千尋が勉強をしている理由は
「伯父と叔母(寛と千代子)に実の親以上のことをしてもらったから」。
つまり、千尋はやはり親からの愛情に満たされているのです。
だからこそ、登美子の存在が嵩とは違い、不必要と感じている。
(それを登美子も分かっているからこそ、嵩の味方ばかりするのかもしれませんね。)
更には、兄・嵩より自分の方が伯父・叔母に良くしてもらっているとまで感じているのでしょうか?
本日ラストシーン、寛が千尋に医者の道を辞めた理由を問いただした時。
「嵩が医者になることで、この家の長男として大切にされるため」ではないかと寛は聞いていました。
寛に限ってこれまで千尋贔屓をしていたようには思えません。
しかし、幼いころから養子として育ってきた千尋と、突如、登美子に捨てられたため柳井家で暮らすことになった嵩。
家族の中には、うっすらと嵩より千尋のほうが柳井家の子として尊重されている雰囲気が出てしまっていたのかもしれませんね・・・
***
そして、蘭子~~~!!!
ちょっと整理できていないのですが、蘭子は豪のことが好き。
対して、豪はどうなんでしたっけ?
二人は両想い?
それとも蘭子の片思い?
釜次の発言にドキドキハラハラしつつ、蘭子がなるべく傷つかないような周囲の発言で少しほっとしました。
今週は、2人の受験にフォーカスが当たりそうですね。
翌日の朝ドラ『あんぱん』第17話・第4週「なんのために生きるのか」4/22放送のネタバレ・感想はこちらからご覧ください!
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