【ネタバレ】朝ドラ『あんぱん』第13話|あらすじと感想!4/16(水)第3週「なんのために生まれて」

あんぱん

4月16日放送の朝の連続テレビ小説「あんぱん」第13話・第3週「なんのために生まれて」について、あらすじと感想を見てみましょう。

パン食い競走に出場したのぶ(今田美桜)は、見事一位でゴールするも失格に。肩を落とすのぶの前で、失格なんてひどい腹を立てる嵩(北村匠海)。そんな彼を見て、のぶは嵩がパン食い競走の選手走を譲ってくれたのだと気付く。そこに繰り上げで一等になった千尋(中沢元紀)が現れ、のぶに優勝賞品のラジオを譲る。朝、家族にラジオ体操を教えるのぶ。それを見ていた嵩に、のぶは「うち、見つけたかもしれん」と瞳を輝かせる。

引用:guideテレビ王国

あらすじ&予想

パン食い競走で見事一着ゴールを果たすも、「女子だから」という理由で失格となったのぶ。

悔しさと達成感が入り混じる中、仲間たちとの関係が少しずつ変わっていく――。

第13話では、そんなのぶの“心の気づき”が描かれます。

嵩の怒りに、のぶが気づいたこと

競走の結果に納得がいかず、「失格なんてひどい!」と怒る嵩。

その姿を見たのぶは、ようやく気づきます。

嵩が「腹痛」と嘘をついてまで、自分に走るチャンスを譲ってくれていたことに。

あの静かなやさしさに、ようやく言葉が追いついた瞬間。

のぶがぽつりと「嵩のおかげや」と思えるあたりに、彼女の素直さと成長がにじみます。

こういうのって、大げさな演出じゃないけど胸にくるんですよね。

気づいたからこそ湧いてくる感謝。その空気に心が少しあたたかくなります🌿

千尋のまっすぐな行動に心が動く

そこへ現れたのが、繰り上げで優勝となった千尋。

「のぶさんがもらうべきや」と、優勝賞品のラジオをそっと差し出します。

正直、このシーンにはグッときました。

自分の手柄として受け取ることもできたはずなのに、そうしなかった千尋。

こういう“かっこよさ”って、年齢じゃないんだなと改めて思わされます📻

のぶにとって、このラジオはただの賞品じゃありません。

全力で駆け抜けた証であり、誰かが自分の努力を認めてくれたという実感。

その意味はとても大きいはずです。

「見つけたかもしれん」――夢のはじまり

翌朝、朝田家ではラジオ体操が始まりました。

家族の前で、のぶが元気よく号令をかける姿には、これまでとは違う“自信”が見えます。

その姿を静かに見つめていた嵩に向かって、のぶはぽつり。「うち、見つけたかもしれん」と言うのです。

これはもう、明らかに新しい夢の芽生え――「先生になりたい」という思いが、ここから動き出しそうな予感。

パンを通じて走り、ラジオを通じて導く。この流れがとても自然で、心に残ります✨


怒りや悔しさも通り抜けたその先で、のぶは「自分の進む道」をほんのりと見つけ始めたようです。

嵩や千尋といった仲間たちの静かな優しさに支えられて、のぶがまた一歩前へ。

今日の放送は、未来につながる“はじまりの朝”を感じる回になりそうです😊🌅

※この記事はあくまで予想なので、実際の放送内容と相違がある場合があることをご了承ください。

感想&考察

小さい頃は走ると風になれたと言うのぶ。

今は

繰り上げ1位になった千尋が、景品のラジオをのぶに譲ってくれました!

でも、嵩の表情・・・・

運動が苦手でのぶに走ってもらった自分。

対して、のぶに続き1位を手に入れ、さらに優勝賞品のラジオをのぶに譲る、カッコいい弟。

自分の立場が無いように感じた、そんな切なげな表情に見えました。

でもでも、そこで嵩がのぶにかけたひと言。

「よかったね。元気100倍だね」

複雑な気持ちんがら、のぶの喜びに共感してあげる嵩の優しさが切ないです。

そして、アンパンマンの決め台詞がここで登場♪

歌詞だけでなく、漫画の台詞がやなせたかしさんのモデル・嵩自身によって発されました。

これはジワりますね~

ラジオが手に入らず落ち込む祖父・釜次に、サプライズでラジオを持ち帰るのぶのウキウキとした顔。

見ているこちらまで嬉しくなりましたね!

そして見つけた、のぶの夢。

女子は学校を卒業したらすぐに結婚する時代だったこのころ。

すぐに結婚せず、教師と言う夢を目指したいというのぶに反対する釜次の気持ちはもっともです。

ですが、亡き父が残した女子も大志を抱けという言葉。

家族は、のぶの夢を応援することに。

父の想いは、ちゃんとのぶの心に響き、家族にも伝わっていたのですね。

そういえば、昨年前期の朝ドラ「虎に翼」でも、同じようなやりとりがありましたね。

女子が結婚を差し置いて夢を追うことが難しかった時代。

そんな中を生き抜く人だったからこそ、見ていて力をもらえるのかもしれませんね!

夢をみつけたのぶ。

その様子を羨ましいそうに見つめる嵩にも朗報が飛び込んできましたね!

嵩の漫画が新聞の投稿で入選しました。

賞金の10円は、今でいう12,000~16,000円程。

当時そんな金額を学生が手にすることは少なかったのではないでしょうか。

また、最後の嵩の台詞「たまるか。」は、

「なにくそ~!」という怒りの意味・・ではなく、

高知弁でいう驚きや感嘆を表す表現「わぁ!」に近いものなのです。

当然入選するわけがないと思っていた嵩。

これが漫画家としての道を歩むためのきっかけとなるのでしょうか?!

いえいえ、まだ嵩の道には紆余曲折がありそうです。

明日以降の展開をお楽しみに!

明日のあんぱん第14話・第3週「なんのために生まれて」4/17放送予定のあらすじネタバレもご覧ください!

コメント

error: クリックできません。 !!
タイトルとURLをコピーしました