4月2日放送の朝の連続テレビ小説「あんぱん」第1週「人間なんてさみしいね」(3)について、あらすじと感想を見てみましょう。
ある日、のぶ(永瀬ゆずな)は千尋(平山正剛)とシーソーに乗る嵩(木村優来)を見かけるが、千尋が軽くて動かない。そこでのぶが千尋の後ろに飛び乗り、楽しく漕ぐ3人。家に帰ってその様子を描く嵩に、寛(竹野内豊)は「こじゃんと絵を描け」と語りかける。翌日、しばらく留守にすると言って出ていく登美子(松嶋菜々子)を、嵩は千尋と共に追いかける。学校を欠席した嵩が気になるのぶは、シーソーに座り込む嵩を見つけて…。
引用:テレビ王国Gguide
あらすじ&予想
嵩の心に寄り添うのぶの姿
今回のエピソードでは、のぶ(永瀬ゆずな)と嵩(木村優来)の距離がさらに縮まっていく様子が描かれそうです。
シーソーを通じて、のぶ・嵩・千尋(平山正剛)の3人が無邪気に遊ぶ場面は、嵩にとって束の間の安らぎのように見えます。
でも、家に帰るとまた現実がのしかかります。
嵩の絵の才能に気づく伯父・寛(竹野内豊)は、「こじゃんと絵を描け」と励まします。
寛は寡黙だけど、嵩をちゃんと見てくれているんですよね。
この言葉が、嵩にとってどれほど救いになるのか…。
そして、母・登美子(松嶋菜々子)が「しばらく留守にする」と言い残し出ていってしまうシーンは、嵩にとって大きな試練。
嵩と千尋が必死に追いかける姿が目に浮かびます。
母を失う恐怖、取り残される不安——嵩はどんな思いでその背中を見送ったのでしょうか。
翌日、学校を休んだ嵩を気にするのぶ。
シーソーに座り込む嵩を見つけて、のぶはどうするのか?
のぶのことだから、真正面からズバッと声をかけるんだろうなと期待しています。
嵩にとって、のぶは初めてできた“本当の友達”になれるのか。
のぶの温かさが、嵩の心を少しでも軽くできるのか、注目したいです!
感想と考察
わざわざ千尋を探しに来た母・登美子。
衝撃の、千尋が実の弟で、幼い頃に寛の養子になったという事実…!!
ただ、嵩の前でも建前を気にしている様子が、なんだか切ないです。
そして、子供たちを置いて去ってしまう登美子。
一体、何故そんなことが出来るのでしょう?
子供に背を向けて騙し、一人再婚するなんて普通考えられません。
願わくば、嵩の教育費のための再婚?など、子供を思っての裏事情があってほしい…
そう願わずにはいられません。
真実の如何せん、母を信じたい気持ちとどこか不安が募る嵩。
街の人は、美しい登美子はもう一花咲かせたいから再婚するのだ!と噂でもちきりです。
子供にとって母との信頼関係は何より大切。
ですが、登美子が家を出たことを知っていた様子の伯父・寛の眼差しが救いでした。
きっと、きっと、寛は嵩をこれからも大切にしてくれるのだろうと思える、どこか安心感を感じる眼でした。
というか、そうであってほしい!!
母に置き去りにされた嵩を「うちが守っちゃる!」と宣言するのぶ。
朝ドラのヒロインならではの、強くたくましいキャラクターがまぶしいです!!
次回もお楽しみに!
コメント